版画 リトグラフ

スポンサードリンク

柔らかな輪郭の美しい女性達 カシニョールの銅版画・リトグラフ

ジャン・ピエール・カシニョール (Jean Pierre Cassigneul 1935- )は、フランスの画家・版画家。

柔らかい輪郭で描かれた女性像がつとに有名です。

1935年パリに生まれ、1952年にはパリで初の個展を開催。

その後、1954年にシャルパンティエ・アカデミーに、1955年にはパリ美術学校に入学します。

兵役のため、いったんフランスを離れ、ドイツとアルジェリアに1962年まで滞在。

そして、1965年に初のリトグラフ作品を制作、その後も多くのリトグラフ作品を世に送り出します。

1969年には 東京の三越百貨店でリトグラフ展を開催。

1971年に初来日、このあともカシニョールはたびたび日本を訪れています。

以下は、カシニョールの主な版画作品です。

◎「散歩」(版画集 1973年)
◎「公園」(版画集 1976年)
◎「南回り」(リトグラフ 1984年)
◎「顔」(銅版画集 1984年)
◎「気まぐれ」(版画集 1991年)

詩情に溢れた夢幻の美術世界 ブラジリエの版画・リトグラフ

詩情に溢れた作品で多くの人を魅了する、画家・版画家のアンドレ・ブラジリエ (Andre Brasilier 1929-)
フランス中西部、アンジュー地方ソーミュールに生まれたブラジリエは、現代フランス絵画を代表する画家の一人です。

ブラジリエの両親とも画家で、ブラジリエは1949年、パリのエコール・デ・ボザール(国立美術学校)に入学、美術の基礎を学びます。

1958年には、初めての版画(リトグラフ)作品を制作しています。

ブラジリエは、絵画だけでなく、版画・リトグラフも多数制作しています。

ブラジリエ作品の魅力は何と言っても、その色彩が物語る、神秘性と詩情性。

美しく優美な女性たち、音楽のある風景や、馬と騎手などをモチーフにした作品に見られる、
詩情に溢れた世界と幻想的な色彩感覚は、数多くの日本人を魅了しています。

2005年には、ロシア・エルミタージュ美術館で画業を回顧する展覧会が開催されたのに続き、
2006年春にはパリ・三越エトワールにて帰国展が実施され、いずれも好評を博しています。

ごく一部ですが、ブラジリエの版画作品を記しておきます。

◎「ハーモニーシリーズ」(連作・カラーリトグラフ)
◎「ロンシャンの競馬」(カラーリトグラフ)
◎「薔薇の瞑想」(カラーリトグラフ)
◎「森の乗馬」(カラーリトグラフ)

生存中は認められなかった絵画 ゴーギャンが残した木版画作品

フランスの後期印象派の巨匠、ポール・ゴーギャン(Eugene Henri Paul Gauguin 1848- 1903)。

フランスのポスト印象派の最も重要かつ独創的な画家の一人です。

生涯におよそ70点の版画を制作しました。

1988年、40歳の時にゴーギャンはゴッホと出会い共同生活を送り始めますが、双方とも個性が強すぎたため衝突が絶えず、二人の共同生活は2ヶ月で終わっていまします。

1891年、ゴーギャンは当時フランス領だったタヒチに移住します。

タヒチで楽園のような生活を夢見ていたのですが、タヒチでも貧しい生活が続き2年でフランスに戻ります。

ゴーギャンの有名なタヒチを題材にした絵画の数々はこの後、再びタヒチに移住したあとに描かれたものが殆どです。

現在では傑作と呼ばれている絵画が描かれた時期の生活はとても貧しく、病気になっても病院に行けないほどでした。

ゴーギャンの絵画が売れ始めたのは亡くなる2年ほど前からで、1903年、54歳でこの世を去りました。
(ゴッホも生前は売れない画家でした、二人の関係には何かしら因縁めいたものが感じられます。)

有名な版画作品に「かぐわしき大地」。

この版画は、タヒチを紹介する木版画シリーズ「ノアノア」の一葉で、ゴーギャン版画の代表作です。

edit

Google