版画の技法 凹版
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版画(はんが)とは、印刷を行なう紙以外に、彫刻や細工を施した版を作り、インクの転写・透写等によって複数枚の絵画を製作する技法のことです。
版画はその版の仕組みから大きく4つ(凸版画、凹版画、平版画、孔版画)に分類されます。
【凹版画とは】
凹版画は、版の凹部で図柄を構成する版画の技法です。
西洋美術の世界では、もっとも広く用いられた版画技法で、特にルネサンス期以降、銅を版材とする銅版画において多くの製版技法が開発・蓄積されてきました。
平版画や孔版画が未発達であった19世紀以前には、単に版画といえば、多くの場合「銅による凹版画」を指していました。
銅が高価なため現在は工業用や教材用としてポリ塩化ビニル板なども用いられますが、美術作品としては依然として銅材による作品が多いようです。
凹版画の印刷手順はまず、版全体にインクを乗せたのちに、これを布などで拭き、凹部にのみインクを残します。
あとは、この版と紙を重ねて圧力をかければ、凹部のインクが紙に転写されて画が完成します。
