銅版画の主な技法4 エッチング
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銅版画は使う道具の種類や、直接彫るか、「腐蝕液」を使うか、など様々な技法があります。
エッチングは銅版画の主な技法のひとつです。
●腐蝕液を使って間接的に銅版を彫る技法
◎エッチング(etching)
腐蝕液を用いた銅版画の技法です。
まず、銅の表面に「グランド」という防蝕膜を塗ります。
その上を、鉄筆で引っ掻いて線を描くと、グランドがはがれ、線の部分のみ銅の表面が露出します。
この版を、「塩化第二鉄」や「硝酸」といった、銅に対して腐蝕作用のある薬品の中に入れます。
線の部分だけが腐食され、彫られて行きます。
エッチングは、ドライポイントのように「まくれ」はできませんが、
より深く彫られるので、シャープな線が得られます。
また、腐蝕液を使った技法では、線の強弱は、力を入れて描くのではなく、
腐蝕の時間の長さによって調節します。
このエッチングの技法は、銅版による版画・印刷技法として発展してきた歴史が長いため、
銅や亜鉛などの金属加工に用いられることが多いですが、
腐食性のある素材であれば様々な素材の塑形・表面加工に応用が可能です。
