銅版画の主な技法3 エングレーヴィング
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銅版画は使う道具の種類や、直接彫るか、「腐蝕液」を使うか、など様々な技法があります。
エングレーヴィングは銅版画の主な技法のひとつです。
●直接銅版に工具を使って銅版を彫る技法
◎エングレーヴィング(engraving)
「エングレーヴィング」とは版画の凹版技法のひとつで、「ビュラン」という先端にダイアモンドの様な固い刃のついたノミのような器具を使い、銅版に線を彫ります。
そして、その溝にインクを埋め、それを刷って作品を完成させる版画技術のこと。
鮮明な線が得られるのが特徴とされます。
ドライポイントとメゾチントは、彫るというより、銅版の「まくれ」を利用したものですが、エングレーヴィングは彫刻そのものです。
ビュランの断面は鋭い三角形なので、銅版を非常にシャープに彫ることができます。
ビュランで線を彫るのは非常に大変な作業で、たとえば、円を描くにはビュランを動かすのではなくて銅版の方を回しながら彫っていきます。
大変緻密な線が彫ることが出来るので、細かい絵柄の作家が使う技法です。
エッチングに比べると、冷たいシャープな感じの線が得られるのが特徴です。
