銅版画の主な技法2 メゾチント

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銅版画は使う道具の種類や、直接彫るか、「腐蝕液」を使うか、など様々な技法があります。

メゾチントは銅版画の主な技法のひとつです。

●直接銅版に工具を使って銅版を彫る技法

◎メゾチント(Mezzotint)

金属凹版に「ロッカー」という櫛のような刃がついた器具で版全体に無数の刻みを入れたり、ささくれ状態の線を作ります。

さらにその上をバーニッシャーやスクレーパーという金属のヘラのような器具でささくれを削ったり、ならしたりして絵を描き、刷る際にはインクを細かな刻みに擦り込んだ後に、刻みのない部分からは拭い落とします。

これにより、刻みが残っている部分はインクの色が濃く現れ、刻みが削られたり、ならされたりした部分は白く浮き出るという効果が得られます。

つまり、最初に版を真っ黒にしておいて、あとから白い調子を作って絵を完成させるわけです。

ビロードのような深い黒が表現でき、銅版画の中でも微妙な明暗の加減を表現できる技法とされます。

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