銅版画・リトグラフ・木版画 ムンクの版画作品

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ノルウェーを代表する印象派・表現派の巨匠、エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch 1863-1944)。

最も有名な作品は、やはり「叫び」でしょう。
(度々盗難にあい、そのつど発見される、という忙しい作品。)

1868年、ムンクが5歳の時に母が死去、姉と弟も夭折、ムンク自身も虚弱児だったそうです。

こうして身近に「死」を実感した事が後のムンクの芸術に生涯影響を与え続け、生と死の問題、
そして人間存在の根幹にある孤独・嫉妬・不安などの負の感情を見つめ、それらを人物画に表現しました。

同時にムンクは銅版画やリトグラフ、木版画など多くの版画作品を制作しています。

以下は国内にある版画作品です。

●大原美術館(岡山県倉敷市)
病める子(銅版画・1894年)、吸血鬼(木版画・リトグラフ・1895-1902)、マドンナ(リトグラフ・1895)など。
●姫路市立美術館
死と乙女(銅版画・1894年)など。
●岐阜県美術館
罪(リトグラフ・1901年)など。

主に1890年代に制作した「叫び」「接吻」「吸血鬼」「マドンナ」「灰」などの一連の作品を、ムンクは「フリーズ・オブ・ライフ」と称し、連作と位置付けています。

中でもムンクの代名詞ともなっている「叫び」は、生死やそれに対する恐怖、無力感といった、人間の内に深く根付いた畏怖の感情を隈なく表現した佳作です。

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