版画の画材 和紙の原料(2)

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版画作品の印象を左右する画材、紙。

版画の画材は色々ありますが、紙は版画の命と言われる程、重要なマテリアルです。

中でも和紙は、版画の画材としてとても珍重されています。

和紙の原料についてお話しましょう。

【和紙の原料】

◎麻
紙の製造が始まった頃の原料は麻が主体でした。
麻の繊維は楮(こうぞ)よりも長くて幅が広いので、小刀で繊維を適当な長さに切るのが大変な労働で、
できた紙も表面があらく、書写しにくいものでした。
そこで身近に自生していた楮が麻に変って原料となったのです。
楮は麻より繊維が短いので、繊維の切断の手間も少なくてすみますし、白くて紙肌もなめらかです。
また雁皮(がんぴ)も使用されるようになりました。
雁皮の繊維は楮よりさらに短く、繊維同士が絡みやすいので、肌理の細かい紙となります。

◎三椏(みつまた)
三椏は、ジンチョウゲ科の植物で、その靭皮繊維から和紙が作られます。
日本の紙幣の原料にも使用されています。

◎その他の原料
壇(まゆみ)、藁、桑、竹、木材パルプなど。

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