版画の画材 和紙の種類(1)

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版画作品にとって、紙はとても大事な画材です。

版画の命の一部といっても過言ではありません。

紙の白色は版画においての白色と使われ、一色として数えられます。

ギャラリーや美術館を訪れた時に、どのような画材が使われているのか注目してみるのも一興です。


【版画の画材・代表的な和紙】

◎奉書紙
室町末期より作られた、楮(こうぞ)を原料とした純白の和紙です。
強靭で厚みもあるので、浮世絵版画にもよく使われました。
本来、楮を原料としていますが、近頃はパルプを少量混ぜたものも作られています。
奉紙は手漉きと機械漉きがあり、それぞれ厚手と薄手があります。

◎雁皮紙
雁皮から作られたごく薄い紙で、水に強く、濡れている状態でも非常に強い強度を保ちます。
紙肌が滑らかで肌理細かく光沢があり、その美しさから紙の王と称される事もあります。
染色されたものもあり、産地も様々です。
銅版画やリトグラフ、木口木版などで雁皮紙を使う事があります。

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