版画の画材 和紙の種類(4)
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版画作品にとって、紙はとても大事な画材です。
版画の命の一部といっても過言ではありません。
紙の白色は版画においての白色と使われ、一色として数えられます。
ギャラリーや美術館を訪れた時に、どのような画材が使われているのか注目してみるのも一興です。
【版画の画材・代表的な和紙】
◎阿波和紙
阿波の特産物の楮(こうぞ)などを使用した和紙です。
阿波和紙の始まりは、今から1300年ほど前、忌部族という朝廷に仕えていた人達が、現在の徳島県麻植郡山川町の地に入り、麻や楮を植えて、紙や布の製造を盛んにしたとの記録が古語拾遺(807年)に残されています。
以来、忌部族の始祖天日鷲命(あまのひわしのみこと)を紙の始祖神として崇め祭ることにより、その技術が伝承され現在に至っています。
◎福井紙
福井県を産地とする、石版画(リトグラフ)に特化した和紙です。
溜め漉きと言う、厚い紙を漉く場合に使う手法で漉かれています。
◎MO版画紙
沖茂八氏の頭文字から名称が付けられた銅版画に特化した和紙です。
手漉きの版画紙です。
この他にもたくさんの和紙の産地、種類があります。
版画作品を鑑賞する際には、使用されている紙にも注目してみましょう、面白い発見がありますよ。
