版画の画材 洋紙について
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版画にとって、紙は大切な画材です。
紙の地の色は版画の白色として扱われることが多く、紙も作品の一部となります。
刷る紙によって同じ版画でも印象が変わります。
作品作りは画材選びから始まると言っても過言ではないでしょう。
版画の画材、洋紙について少しお話しましょう。
●版画用紙(洋紙)の条件
◎紙そのものに質感があること。
(表現に広がりを持たせてくれる。)
◎吸湿性があり、なおかつ水に強い。
◎伸縮性が少ない。
(プレス機で刷る場合、伸縮性のある紙は見当が次第にずれてしまうため適さない。)
◎保存性の良い中性紙であること。
◎エッチング用の紙は、ある程度の厚みがあり、ふっくらとして絹を植毛したような風合いの紙が適している。
◎リトグラフ用の紙は厚みがあり、表面がより強く、少し荒い感触の紙が適している。
●版画用紙(洋紙)の原料
和紙の原料は主に木材ですが、洋紙はラグ(木綿や亜麻)を原料としています。
ラグは材料も少なく高価なことから、高級紙や特殊な紙に限られて使用されます。
