西洋の主要な画家・版画家 アンソール
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ジェームズ・アンソール(James Ensor 1860-1949)は、19世紀~20世紀のベルギーの画家、版画家。
20世紀の画期的な芸術運動である、表現主義とシュルレアリスムの先駆者として、
高く評価されている近代ベルギーを代表する画家の一人です。
23歳の時に革新的な芸術を目指す「レ・ヴァン」(20人会)の創設にも参加しています。
アンソールの初期の作品には印象派の影響を受けた穏やかで暗い色調の室内画や風景画が多く見られますが、
1887年頃より、画面は一転して明るくなり、骸骨、悪霊、救世主、仮面が主題として描かれるようになります。
現実の醜悪な姿を暴き出すアンソールの作品は、その過激さゆえ、サロンはもとより、レ・ヴァンからも出品を拒否されました。
アンソールは26歳から版画の制作を始め、1904年までの間に銅版画が集中的に制作されました。
版画は、アンソールを魅了してやまなかった光を最も効果的に表現できる技法でした。
グロテスクでユーモアのある幻想的な表現で、生と死、人間性の寓話を描いたアンソール。
1929年には芸術に貢献したとしてベルギー国王より「男爵」の称号を与えられ、その89歳の生涯をオステンドで閉じました。
