西洋の主要な画家・版画家 ドーミエ
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オノレ・ドーミエ(Honore-Victorin Daumier 1808-1879)は、19世紀のフランスの画家・版画家で、
写実主義を代表する芸術家の一人です。
風刺版画家として知られるとともに、油彩画家としてもロートレック、ゴッホをはじめ、多くの画家に影響を与えました。
19世紀前半のフランスはジャーナリズムの勃興期にあり、新聞・雑誌などが多数創刊されましたが、
識字率がそれほど高くなかった当時、挿絵入り新聞の需要は大きく、この頃、
挿絵入り風刺新聞「ラ・カリカチュール」や「ル・シャリヴァリ」を創刊したシャルル・フィリポンという人物が、
ドーミエの版画家としての才能を見抜き、1831年、23歳のドーミエを採用します。
当時のフランスは7月革命(1830年)で即位した国王ルイ・フィリップの治世下にありましたが、
ドーミエは国王や政治家を風刺した版画で一世を風靡します。
この頃の作品としては、版画「トランスノナン街」が有名です。
ドーミエは、生涯に4,000点近い版画を残したほか、数十点の彫刻、三百数十点の油絵を残しています。
ドーミエの油絵は生前にはほとんど公開されませんでしたが、印象派や表現主義の絵画を先取りした作品として、
今日では高く評価されています。
