巨星ピカソ「青の時代」の版画作品
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パブロ・ピカソ(Pablo Picasso, 1881年10月25日-1973年4月8日)はスペインに生まれ、フランスで制作活動をした画家・版画家・彫刻家。
キュービズムの祖であり、20世紀以降最も有名な芸術家です。
生涯におよそ13500点の油絵、素描、100000点の版画、34000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な画家としてギネスブックに記されています。
ピカソは作風がめまぐるしく変化した画家として有名であり、それぞれの時期が「○○の時代」と呼ばれています。
●「青の時代」のピカソ(1901~1904年)
1901年、ピカソの友人の一人が自死、この世を去ってしまいます。
この事に衝撃を受けたピカソは、貧困や孤独、絶望をテーマにした、冷たい青色を多くつかった絵画を制作するようになりました。
銅版画「貧しき食事」はちょうどこの頃の作品で、ピカソが本格的に版画に取り組んだ最初の作品です。
やせこけた盲目の男と彼に寄り添う女の前には、ワインの瓶と一切れのパン、お皿は空っぽ。
ピカソは、パリに定住する数年前から、貧困のなかで社会の底辺に生きている人々を描いた多くの作品を残しています。
青を基調にして憂いと虚無感に満ちたこの時期の作品は「青の時代」と呼ばれていますが、この白黒の版画にもその特徴が現れています。
