美術学校でマティスと同期だったジョルジュ・ルオーの版画作品

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ジョルジュ・ルオー(Georges Rouault 1871-1958)は、野獣派に分類される19~20世紀期のフランスの画家・版画家。

ルオーは、パリの美術学校でマティスらと同期だったこともあり、フォーヴィスムの画家に分類されることが多いですが、
ルオー自身は「画壇」や「流派」とは一線を画し、ひたすら自己の芸術を追求した孤高の画家でした。

ルオーは14歳の時、ステンドグラス職人の元に弟子入りをします。

修業のかたわら装飾美術学校の夜学に通い、1890年には本格的に画家を志し、エコール・デ・ボザール(国立美術学校)に入学、
ここでマティスらと知り合います。

同校でルオー、マティスらの指導にあたっていたのは象徴派の巨匠、ギュスターヴ・モローでした。
(モローは自己の作風や主義を生徒に押し付けることなく、ルオーとマティスという、
モロー自身とは全く資質の異なる2人の巨匠の個性と才能を巧みに引き出しました。)

画題としてはキリストを描いたもののほか、娼婦、道化師、サーカス芸人など、社会の底辺にいる人々を描いたものが多数。

ルオーは版画家としても20世紀のもっとも傑出した作家の一人で、
1914年から制作を開始した版画連作集「ミセレーレ」が特に有名です。

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