展覧会で版画を観賞する際の豆知識:リプリント・リクリエイション
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展覧会で版画を観賞する際、下書きから最終チェックに至るまで作家自身の手による物なのか、それとも第三者が著作権を得て制作したものなのか、一見しても判らない方も多いと思います。
展覧会を訪れる際には、ある程度の知識を身に付けた方が作品をより楽しむ事が出来ます。
その上で、展覧会の担当者に作品の詳細を聞いてみるのもいいでしょう。
版画の制作過程について少し書いてみます。
●リプリント
一度刷り終えたオリジナル版画で、原版が放棄されていないものを、新たに追加制作したものです。
通常、作家のサインはありませんが、版元や遺族のサインが入ることがあります。
古典派のデューラーやレンブラント、近代のルノワール、ローランサン、ドガなど、1930年以前に制作された比較的古い作品に多いです。
作品によっては、高い市場価値を持つものもあります。
通常は限定枚数で刷られます。
●リクリエイション
オリジナル作品を元に、遺族や財団などが技術者に依頼し、当時のものに限りなく近い作品に再現して版画を作成します。
アンディー・ウォーホル、アルフォンス・ミュシャなどの作品が、現在この技法で作成されています。
限定枚数で刷られます。
