版画 作家
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版画に書かれた作家のサインについて
刷り上がった版画には、一枚一枚作家が直接サインを入れます。
これは作家が、その作品を承認した証拠なのです。
しかし、サインには作家本人のもの以外にも、様々なサインがあります。
サインについて少しお話ししましょう。
(1)作家以外の人の直筆サイン
作家がすでに亡くなっている場合、版画を作った版元や、遺族が代わりにサインを書いたり、スタンプを押したりします。
例えば、マリー・ローランサンの場合、フランスの刷り師タッシー(Tassy)がサインを入れています。
東郷青児の場合は娘さんである、画家・東郷たまみさんが、トレンツ・リャドの場合は奥様が‥。
といったふうに、それぞれが作家本人に代わってサインを入れています。
こういったものは本人サインのものに比べ価格は安くなります。
(2)版上サイン
あらかじめ原版の上にサインを彫り込んだものを版上サインといいます。
(3)ノーサイン
サインが入っていないノーサインと呼ばれるものもあります。
これらは、版画集の中の作品をバラして額装したものに多く見受けられ、サイン入りのものに比べると価格は安くなる物が多いです。
